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おねしょ体験談/治療によって心もお姉ちゃんとして成長

はなこちゃん、千里ママ

はなこちゃん(仮名)、ママ
治療期間(服薬を終えたときまで)1年4カ月

現在、小学2年生になるはなこちゃんのママに、受診のきっかけやその当時の思い、おねしょ卒業までの道のりについてお話を伺いました。

お泊まり行事が、小児科受診のきっかけ

小児科を受診

-おねしょで小児科に相談しようと思ったきっかけは?

お泊まり行事が予定されていたのですが、そのときにオムツだったらいやだなと思ったのが、そもそもの理由です。

まわりのお母さんに聞くと、昼も夜もオムツをしていないという子が多く、まだ取れていない子はあまりいない印象でした。

また、下の息子が2歳で取れて、以後おねしょをしていなかったこともあり、正直、私の中では“まだオムツをしている”という意識がありましたね。

当時はいつまで続くのかわからなくて、もし小学校5年の林間学校のころまでオムツだったらどうしよう…と不安でした。

それで看護師をしている伯母に相談したら、そういうことなら小児科に行くといいと言われたのが、受診のきっかけです。受診したのは3月。お泊まり行事はその年の7月にあったので、その4か月前ということになりますね。

オムツがぐっしょりするくらいのおねしょ

ぐっしょりおむつ

-当時、おねしょの頻度などはどんな感じだったのでしょう?

毎晩、オムツがぐっしょりするくらいしていました。はなこの場合、寝入って1~2時間でおねしょをしていました。

寝かしつけて、私が寝るときにはもうおねしょをしていましたから。お布団まで濡らすことはなかったものの、毎晩オムツを取り替えるのはストレスでしたね。

かかりつけの医院で受診

-受診先の小児科はどうやって選んだのですか?

かかりつけの医院です。予防接種や風邪などでいつも受診しているという安心感と、待合室に夜尿症のポスターが貼ってあって、うちの子はこれに当てはまると思ったので、予約をして診ていただきました。

治療を始めて変わったこと

ダイアリーを記入

-どのような治療を受けたのですか?

まず、夜は水分を控えるほうがいいとか、しょっぱいものは食べさせないほうがいいとか、寝る前はトイレに行くようにといった生活面でのアドバイスを受けました。それまでは寝る前でもガブガブ水分を摂っていたので、これはさっそくやめさせました。

あと、お泊まり時にどうしてもおねしょをさせたくなくて、先生から説明を受けてから抗利尿ホルモン剤*1を飲むことにしました。同時に「ダイアリー」*2もつけ始めましたね。

生活改善とお薬で、1カ月くらいたつと週に1回ちょろっと、というくらいになり、3カ月でほぼ完治しました。先生には、はなこは寝入ってすぐにおねしょをするので、もしかすると治りは遅いかもと言われていたので、うれしかったのを覚えています。

お泊まり行事の際はそれでも不安でオムツも持たせましたが、結局おねしょはしませんでしたよ。

*1 抗利尿ホルモン剤:腎臓で水分をおしっことして出す働きをおさえ、体に水分を戻す(再吸収)ので、おしっこの量を減らすことができるお薬です。
*2 ダイアリー:生活改善への取り組み、毎日のおねしょの有無などを記録します。当サイトでは「スマイル!こども日誌」がダウンロードできます。主治医の先生と相談しながらつけてみましょう。

治療期間中に、心もお姉ちゃんとして成長できた

おねしょ克服!

-治療を振り返って改めて思うことは?

子どものおねしょを治したいと思ったとき、いちばん知りたかったのは、いつ治るのかということでした。先生からは1~2年かかる場合もあり、子どもによってさまざまだと伺いました。でも、実際始めてみると、この子のように数カ月で完治する場合もあるので、やはり腰を据える気で治療してよかったと思っています。

治療を始めた次の年の7月以降、もう薬は飲んでいませんが、娘は治療が終わっても寝る前にちゃんとトイレに行くようになりました。

そういえば、お泊まり行事のときも、先生に自分から言って飲んだようです(笑)。そう思うと、治療期間中に心もお姉ちゃんとして成長できたのかなって思えますね。

(2015年3月取材)

参考資料:
冨部志保子:バイバイ、おねしょ!別ウィンドウで開きます 朝日新聞出版, pp104-107, 2015

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まずは、お子さまの年齢やおねしょの頻度から、セルフチェックをしてみましょう。

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