おねしょの基礎知識

診察ではどんなことをするの?

診察では、問診、身体診察、検査などを行います。家庭では、次の診察までに排尿、排便、水分摂取についての記録を行います。

診察では、問診や診察、検査により、夜尿症の原因や、治療が必要かどうか、などを評価します。

初診で行うこと

  • 問診票の記入:
    おねしょ・おもらしの頻度、程度、生活習慣、家族構成などを記入します。
  • 問診と診察:
    問診票をみながら、おねしょの状況やこれまで罹った病気、生活習慣などについて確認します。
  • 検尿と検査:
    おしっこを採取して調べます。そのほか、必要のある場合は検査(超音波検査やX線検査など)を行う場合もあります。
  • 生活習慣の改善指導と、次回持参してもらう記入資料の説明:
    1日の飲水量と排尿量など3日分と、夜間尿量や朝一番の尿量、おねしょの量、排便の有無、昼間の排尿回数などを次回の診察日までに記録します。

次の受診で行うこと

  • 初回に血液検査をした場合:
    結果の報告
  • 問診と診察:
    記入した資料をみながら診察し、生活習慣の改善の成果を確認し、症状に応じて治療の方針を決めます。

羽田敦子. おうちでできる おねしょ、おもらしさよならガイド. かんき出版 2021.

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