おねしょに関するよくある質問
おねしょはお医者さんで治療すべきなの?
おねしょを放置すると、お子さまの自尊心を低下させ、生活の質(QOL)を悪化させる可能性があります。
おねしょが続くことは、ご家族とお子さまの両方にストレスであると言われています。
お子さまは、おねしょが続くことを、はずかしい失敗と感じるようになります。
気にしていないフリをしていても、繰り返される失敗により、お子さまの自尊心が低下していき、生活の質(QOL)を悪化させる可能性が指摘されています。
また、おねしょがお子さまに与える影響は、いじめに匹敵するという報告もあります。
夜尿が成人まで続いてしまう方もいて、問題を抱えたまま大人になると、その治療は子どもよりも難しくなります。
一方でご家族にとっても、お子さまの頻回の夜尿は、様々な面で負担となってきます。
心理的にもマイナスであることから、お子さまとの関係を悪化させるケースも少なくはありません。
従って、5歳以降で月1回以上のおねしょが3ヵ月以上続く場合は、治療するべき病気、「夜尿症」であると言えるでしょう。
監修:順天堂大学医学部附属練馬病院
小児科 教授 大友義之先生
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