知っておきたい
おねしょの知識

下の子はもうおねしょしないのに…。

夜尿症のきょうだい差は発達の個人差、けっして比較しないで。でも隠れた病気がないことを確認するための受診もありです。

夜尿症は、性別でみると2:1で女子より男子の方が多く、特に長子に多いという報告があります。下の子はおねしょをしなくなったのに、上の子はまだ続いているというケースは珍しくありません。夜尿症は発達の個人差によるところが大きいので、きょうだいの差をあまり気にする必要はありません。
夜尿症治療の心構えは、①起こさず、②焦らず、③叱らず、④ほめる、⑤比べない、です。下のきょうだいと比べて叱るなどすると、子どもの自尊心は傷つきます。お子さんや自分を責めず、治療に関して約束が守れたときなどはしっかりと「ほめて」あげましょう。

ただし、昼間のおもらし(下部尿路症状)や便秘がある場合などでは、夜尿症以外の病気が隠れている可能性があります。それらの病気が隠れていないか確認するためにも、一度病院へ相談に行ってもよいかもしれません。

どのタイミングで受診するとよいかがわかる表を参考にしてみてください。表の年齢や程度にかかわらず、お子さんやご家族が悩んでいる時は、病院に相談しましょう。

ご本人やご家族の悩みが深ければ、年齢・程度にかかわらず、医師に相談しましょう

羽田敦子 著.おうちでできる おねしょ、おもらし さよならガイド. かんき出版 2021.

冨部志保子 著.バイバイ、おねしょ! 朝日新聞出版. 2015.

服部益治:診療と新薬 52(1):3-7,2015(表)

*医療施設の受診を考えましょう
**医療施設を受診しましょう

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