おねしょ卒業!
プロジェクト委員会について

委員長

服部益治
医療福祉センター さくら 院長

メッセージ

服部益治さん

日本において、5歳以降で月1回以上のおねしょが3か月以上続く場合、"夜尿症"という病気と診断されます。近年では治療法が発見され、「放っておく」病気から「治す」病気になりました。しかし、一般市民の皆さまは「おねしょ(生理現象)」と「夜尿症(病気)」の区別がわからないのが現状ではないでしょうか。病気を持つ本人、そして家族の悩みは深く、しかしながら市民にはなかなか深刻さがまだまだ伝わっていないように感じています。

私は、マスメディア(新聞・雑誌・テレビ・ラジオ)や講演を通し、夜尿症を理解して頂けるよう活動しています。今後は「おねしょ卒業!プロジェクト委員会」を通じて啓発活動を広げてまいります。今後とも皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い致します。


副委員長

吉田 茂
医療法人葵鐘会(きしょうかい) 常務理事

メッセージ

吉田 茂さん

夜尿症は放っておいても自然に治る、といわれることがありますが、何もせずにただ時間が経つのを待っているだけでは、無力感が漂います。実際に夜尿症が自然に治る確率は、全年齢層で平均すると年間10人に1人程度といわれていますが、積極的に夜尿症外来で治療をすれば、およそ半数の方が1年以内に治るといわれており、自然に治るよりも早く治せます。

さらには、放置しておいて知らない間に治っていたという状況に比べて、自分が頑張って夜尿症を治したという体験は、お子さまにとって自己達成感が得られ、お子さまの成長過程での自信に繋がることと思います。


実行委員

(敬称略 五十音順)

池田 裕一 昭和大学横浜市北部病院こどもセンター長 小児科 科長 教授
榎本 信哉 えのもとクリニック 小児科 院長
大友 義之 順天堂大学医学部附属練馬病院 小児科 科長 教授
河内 明宏 地方独立行政法人 市立大津市民病院 理事長
白柳 慶之 医療法人社団 佐々木クリニック 泌尿器科・小児泌尿器科 院長
田中 幸代 関西医科大学総合医療センター 小児科 病院助教
津ケ谷正行 医療法人有心会 おおの腎泌尿器科 院長
津留  徳 つるのぼるクリニック 小児科 院長
内藤 泰行 京都府立医科大学 泌尿器科学教室 講師
西  美和 広島赤十字・原爆病院 小児科
羽田 敦子 公益財団法人田附興風会医学研究所 北野病院 小児科 感染症部門 部長
藤永周一郎 埼玉県立小児医療センター 腎臓科 科長
松山  健 福生病院企業団 企業長
村杉 寛子 天正堂クリニック 院長

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